ここは個人サークル「鼻血堂」及び「ESC-argot」のblogなのです。なのだす。
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まぁ、戻ってもやる事ねーんだよね。飲み会以外。
家には極力居たくないし。でも私物の安否が気になるので帰らねば。
親とかにはギリギリ帰る直前ぐらいに連絡しよう。
ドッキリとか言うわけでなく面倒くさいから。
とりあえず、筆記用具・ノート・下敷き・コピー用紙・スケッチブック。そして確実に邪魔の入らない一人の時間が確保できればやれる事は沢山ある。
ちなみに最後の一つは実家に居ると非常に難しい。言語による訴えなど意味をなさない。
今日のイラスト
ニコニコで流行っているので便乗。
アイマスのあずささんに乗馬マシンに乗っていただいた。
まぁ、途中経過だけどね。
もう少し頑張ってみよう。流行が去りつつある時期ぐらい完成を目指して。
今日の一冊
カンディード他五篇
ヴォルテール作 植田祐次訳
7/21の日記で読みたいな。と言っていた物を読んでいます。
この本はヴォルテールの書いた短編小説「ミクロメガス」「この世は成り行き任せ」「ザディーグまたは運命」「メムノン」「スカルマンタドの旅行記」「カンディードまたは最善説」をまとめた物です。
現状では「ミクロメガス」と「この世は成り行き任せ」を読み終えたところ。
とりあえず簡単な内容と感想を。
「ミクロメガス」
主人公はシリウスの周りを公転する惑星に住んでいる頭脳明晰で分別のある青年ミクロメガス。
身長約30400m。この星の人は地球人から見ればあまりに巨大。
で、彼は自分が出した本が原因で起きたくだらない諍いにうんざりして精神と心を鍛えるために召使いを連れて星間飛行(キラッ☆)することに。
そして、いろいろな惑星を巡って遂には土星に到着。
ミクロメガスは土星の住民が小さい事に驚き、また感覚・寿命・天体の特性が見知っている物にくらべ小規模なのにびっくり。
ちなみに、ミクロメガスや土星人を地球人と比較するとこんな感じ。
そして、土星人は言うことには
「これでは生まれると同時に死ぬ事がお分かりいただけるでしょう。」
地球人の立場ねぇな。
まぁ、様々な惑星を旅しているミクロメガスさん曰く、どんなに長い寿命を持つ種族でも寿命が短いって愚痴ってるそうだ。
で、ミクロメガスさんは土星で仲良くなった人と一緒に旅をする事に。
さて、次の話の舞台はとうとう来ました。我らが地球。
上陸し、歩き回って生き物を探してみるものの不規則な池や陸地が広がるだけの星に彼らは見えたようです。
そして、腹ごしらえに調理された山を二つ食べ、この星に生き物は居ないんじゃないかと思い始めました。
一体いくつの街と村がこの巨人達に踏み潰されたのだろうか・・・
しかし、偶然落ちたダイヤの首飾りが顕微鏡の役割をして航海中の船を見つけることに成功。
その船に乗っていた人々と交流する事になるんですが・・・
ミクロメガスさんの第一声がひでぇ
「目に見えない虫諸君。創造主の御手は無限小の深遠を好んで諸君の生をお作りになった。」
虫は酷いぞ旦那!
で、ミクロメガス・土星人は地球人と会話(社会風刺・ヴォルテールの好まない思想家等への批判が内包されていると思われる)を交わした後に真っ白な哲学書を残し次の惑星に旅立っていった。
というお話。
当時の社会情勢や科学の進歩具合、ヴォルテールの思想の一部も盛り込まれていて面白い。
喩えも趣があって良いしね。
何よりもスケール比のありすぎる種族間のやり取りが良い。
これを読み終わってふと思った。
スケール差がありすぎる文明と理解し合えるのは非常に困難な物なのだろうな、と。
もしかすると、俺たちが何気なく踏みつけている蟻とかも実は高度な知的文明や哲学思想を持っているのかも知れんのかもな。とね。
そういえば、これに似た感じの話が「人類は衰退しました②」にもあったな。
ま、今日はこの辺で。
家には極力居たくないし。でも私物の安否が気になるので帰らねば。
親とかにはギリギリ帰る直前ぐらいに連絡しよう。
ドッキリとか言うわけでなく面倒くさいから。
とりあえず、筆記用具・ノート・下敷き・コピー用紙・スケッチブック。そして確実に邪魔の入らない一人の時間が確保できればやれる事は沢山ある。
ちなみに最後の一つは実家に居ると非常に難しい。言語による訴えなど意味をなさない。
今日のイラスト
ニコニコで流行っているので便乗。
アイマスのあずささんに乗馬マシンに乗っていただいた。
まぁ、途中経過だけどね。
もう少し頑張ってみよう。流行が去りつつある時期ぐらい完成を目指して。
今日の一冊
カンディード他五篇
ヴォルテール作 植田祐次訳
7/21の日記で読みたいな。と言っていた物を読んでいます。
この本はヴォルテールの書いた短編小説「ミクロメガス」「この世は成り行き任せ」「ザディーグまたは運命」「メムノン」「スカルマンタドの旅行記」「カンディードまたは最善説」をまとめた物です。
現状では「ミクロメガス」と「この世は成り行き任せ」を読み終えたところ。
とりあえず簡単な内容と感想を。
「ミクロメガス」
主人公はシリウスの周りを公転する惑星に住んでいる頭脳明晰で分別のある青年ミクロメガス。
身長約30400m。この星の人は地球人から見ればあまりに巨大。
で、彼は自分が出した本が原因で起きたくだらない諍いにうんざりして精神と心を鍛えるために召使いを連れて星間飛行(キラッ☆)することに。
そして、いろいろな惑星を巡って遂には土星に到着。
ミクロメガスは土星の住民が小さい事に驚き、また感覚・寿命・天体の特性が見知っている物にくらべ小規模なのにびっくり。
ちなみに、ミクロメガスや土星人を地球人と比較するとこんな感じ。
ミクロメガス | 土星人 | 地球人 | |
身長 | 30400m | 1900m | 1.7m |
寿命 | 1億歳 | 1万5千歳 | 70歳ぐらい? |
感覚 | 1000 | 72 | 5 (五感っていうじゃん?) |
原色 | 39 | 7 | 3 |
そして、土星人は言うことには
「これでは生まれると同時に死ぬ事がお分かりいただけるでしょう。」
地球人の立場ねぇな。
まぁ、様々な惑星を旅しているミクロメガスさん曰く、どんなに長い寿命を持つ種族でも寿命が短いって愚痴ってるそうだ。
で、ミクロメガスさんは土星で仲良くなった人と一緒に旅をする事に。
さて、次の話の舞台はとうとう来ました。我らが地球。
上陸し、歩き回って生き物を探してみるものの不規則な池や陸地が広がるだけの星に彼らは見えたようです。
そして、腹ごしらえに調理された山を二つ食べ、この星に生き物は居ないんじゃないかと思い始めました。
一体いくつの街と村がこの巨人達に踏み潰されたのだろうか・・・
しかし、偶然落ちたダイヤの首飾りが顕微鏡の役割をして航海中の船を見つけることに成功。
その船に乗っていた人々と交流する事になるんですが・・・
ミクロメガスさんの第一声がひでぇ
「目に見えない虫諸君。創造主の御手は無限小の深遠を好んで諸君の生をお作りになった。」
虫は酷いぞ旦那!
で、ミクロメガス・土星人は地球人と会話(社会風刺・ヴォルテールの好まない思想家等への批判が内包されていると思われる)を交わした後に真っ白な哲学書を残し次の惑星に旅立っていった。
というお話。
当時の社会情勢や科学の進歩具合、ヴォルテールの思想の一部も盛り込まれていて面白い。
喩えも趣があって良いしね。
何よりもスケール比のありすぎる種族間のやり取りが良い。
これを読み終わってふと思った。
スケール差がありすぎる文明と理解し合えるのは非常に困難な物なのだろうな、と。
もしかすると、俺たちが何気なく踏みつけている蟻とかも実は高度な知的文明や哲学思想を持っているのかも知れんのかもな。とね。
そういえば、これに似た感じの話が「人類は衰退しました②」にもあったな。
ま、今日はこの辺で。
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