明日出身地へ。

「帰る」とは極力言わない。
帰る場所は自分自身の城以外にありえないのだ。

ということで冷蔵庫の中身を極力空にしておかなければなりません。
この俺の３連休は自炊祭りです。
では作った物紹介ー

・焦がし玉葱と魚肉ソーセージの塩焼きそば、キャベツ祭り
1、涙を流しながら細かく切った玉葱をフライパンにぶち込む。
2、その後、魚肉ソーセージを適当に斬ってぶち込む。
3、あらかじめ適当に大量に斬っておいたキャベツをぶち込む。
4、ヤキソバの麺をぶち込み、ほぐす。
5、麺についていた粉末ソースをぶっ掛けてできあがりぃぃ！お好みで胡椒をぶっ掛けえろ！
◇感想◇
うん。玉葱とはあんまり意味ないね。
つか、具のほうが多い。

・玉葱と鶏胸肉の塩焼きそば、キャベツ祭り
1、鶏胸肉を適当に斬ってぶち込む。
2、涙を流しながら切った玉葱をフライパンにぶち込む。
3、あらかじめ適当に大量に斬っておいたキャベツをぶち込む。
4、ヤキソバの麺をぶち込み、ほぐす。
5、麺についていた粉末ソースをぶっ掛けてできあがりぃぃ！お好みで胡椒をぶっ掛けえろ！
◇感想◇
魚肉ソーセージよりは肉を食べてる感があっていい感じ。
つか、具のほうが多い。

・・・・・正直レシピとか載せる意味がねぇ。だって普通のヤキソバだもんよ。
あとはまぁ、普通にキャベツと鶏胸肉と玉葱を醤油で味付けして炒めたりな。
んー料理レパートリー少ないなー。

追記：また面接落ちました。もう慣れた。


今日のイラスト
東方より「八雲紫」
通称「ババァ」或いは「ゆかりん」
少女臭や加齢臭が漂うそうです。
彼女の事を歌った「ゆかりんファンタジア」なる曲もお勧め。




今日のニコニコ

本日描いたゆかりんを歌った素敵なsong
必聴必見。


すげーなー。
こんな素敵な物が生み出される国に生まれてよかったわ。
しかしタグが凄いな。海外タグも含めて。

今日の一冊
カンディード他五篇
ヴォルテール作　　植田祐次訳
本日は「この世成り行き任せ」の感想をば。
この話の内容を掻い摘んで説明すると、
高地アジアを管轄している高位天使のイチュリエルは、その土地を戦争ばかりして荒廃させているペルシア人に大層ご立腹。
そこでバブークというスキタイ人に誰にでも好かれる力をやるからペルシア人の町、ペルセポリスを調査・報告をしてくれ、と頼みます。
その内容によってその町を滅ぼすかどうか決めるというのです。
バブークはペルセポリスに行って様々な体験をします。
その度に悪い物を見て滅ぼすべきだ！と思ったり、良い物を見て滅ぼしてしまうのは間違いだ！と思ったりします。
ですが、最後の方に出会った文学者達との会話によって悪い物も許せるようになります。
例えば、職業を金で買い取った裁判官と、それにこき使われているベテラン老弁護士を見て、バブークは「職を買ったような人間が判決結果を金で売り渡すのは疑いの余地が無い！このような職業はベテランの人間に無償で与えるべきなのだ」と思います。
教員不正採用を髣髴とさせるな。
しかし、文学者に勧められて見に行った上記の弁護士と裁判官が受け持つ裁判を見て考えは変わります。
その裁判では、ベテラン老弁護士達は百の法律・判例を参考にして弁護したがまったくの空回り。弁護士達が逡巡しているうちに金で職を買った裁判官たちは手際良く満場一致の判決を出しました。
そうなってしまったのは、老弁護士たちは書物ばかりを参考にし、裁判官達は裕福な家庭に生まれたおかげで十分な教育を受けたからでした。
これを見てバブークは悪習であっても結果的にいい物もあるのだと思いました。
もちろん、自分が体験した全ての悪習も結果的には良い側面もある事を知りました。
で、バブークは報告代わりにあるものを天使イチュリエルに差し出すことにしました。
それは、都市一の名工にあらゆる金属・石・土、最も価値のある物と無い物を組み合わせた小さく素晴らしい彫像。
バブークはイチュリエルにこの彫像を差し出して言いました。
「この素敵な彫像がすべて金とダイヤモンドで出来ていないからという理由で貴方はこれを壊しておしまいになりますか？」と。
イチュリエル曰く。
「この世の成り行きに任せよう。全て善ではないにしても、すべてはまずまずだからだ」と。

この話は好きだねー。俺。
だって、まさに人間そのものを語っているようだもの。
人それぞれ悪いところは大なり小なりある。
でも、良いところも大なり小なりのよ。
まるで劇中のペルセポリスの様。
人間、まずまずでいいのさ。
あ、でも現代の不正採用はダメだと思うぜ。
ヴォルテールの時代とは違うさ。